研究目的
「長期金利が従来とは異なる領域(低水準)に長期にわたって止まることを年金基金等長期投資家の観点から、どう理解すべきか」、2016年に多くの先進国で中・長期金利がマイナス圏に落ち込むなど、従来の考え方の下では到底想定しえない事態が起きたことからすると、既知の一つの理論で割り切ることは困難というべきであろう。そこで当研究会における検討は、第一に歴史に学ぶこと、第二に今後起き得ることを予測するというよりは起き得ることを幅広く想定したうえで今後の論点を見極める。
研究報告
『長期金利のマイナス領域を含めた未曽有の低下と年金基金その他の長期投資家にとっての論点について(要旨)
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